1月26日(日)、ワークショップの第2回が開催されました!
今回のテーマは「慣れる」。
楽しいゲームや楽曲を通じて、「人前に立つこと」「何かを表現すること」「自分の意見を伝えること」などに慣れるワークを行いました。
2月23日(日)の成果発表日に向けて、自分たち自身で表現を創作していく上で、
みんなが何を感じるか、それをどう表現するか
それを自分自身に対しても友達に対しても
「間違いはないよ、どんな気持ちをどんなふうに表現しても大丈夫」
と認めてあげられることがとても大切です。
お互いを認め合い、安心して取り組むためのの第一歩が踏み出せた1日になったと感じています。
◉自己紹介からつながって、生まれたもの
まずは、前回できなかった全員の自己紹介タイムからスタート!
好きなおにぎりの具をテーマに自己紹介を行いました。
「それ、私も好き!」
「おお、その発想はなかった!」
といった具合に笑いがあふれ、一気に緊張がほぐれて和やかな雰囲気に。
アイスブレイクでお馴染み「サバイバルの唄」を歌って踊り、さらにほぐれたところで
「次回からワークショップの始まりにみんなでやる、掛け声を決めよう!」
と提案したところ、なんと多数決により「おむすび!!」になりました。
また、掛け声を先導する人(「おむすび隊長」と呼ぶことにします)は毎回立候補で決めることとし、
隊長が自分の好きなおにぎりおむすびの具を「う〜め(梅)」などと言ったのに続いて
みんなで「おむすび〜〜〜!!」とポーズを取ります。
ポーズはその日の隊長が決めて良いことにしました
今回のワークショップにて、初めてみんなの手で生み出した宝物です。
◉ゲームを楽しんでいるうちに・・・「慣れる」演劇ワークショップ
昨年度までは、「今日はお芝居の日」「今日は歌、ダンスの日」とやることを分けていましたが、
今年度は毎回どちらも、継続して取り組むことにより、少しずつみんなで創作していくイメージで展開します。
第2回の演劇ワークショップでは、「拍手回し」「みんなで銅像を作ろう!(以下、「銅像ゲーム」)」をしました。
拍手回しは、インターネットで検索するとたくさん出てくるので、ご存知の方も多いかなと思います。
相手とアイコンタクトをとって拍手を送る、送られた人はアイコンタクトで受け取る
ただそれだけなのですが
この拍手が後々「セリフ」になったり、「お芝居」になったりします。
低学年でも単純で取り組みやすく
かつ拍手のスピードを上げたり拍手を送る相手を変えたりとルールを変えることでみんなが夢中になって取り組んでいるうちに、
演劇やコミュニケーションの「基本の基」を体験することができました。
銅像ゲームは、誰かが体を使ってポーズをしたものに、数人で意見を出し合い名前をつけてあげる。
そしてみんなでその「銅像」の名前を呼ぶ、というゲーム。
最初は少人数グループで披露しあって名前をつけ、最終的にはグループメンバーで、全員に向けて一斉に各々のポーズを披露します。
このゲームには以下のようなルールがありました。
・立つ、座る、寝転がる、どんな姿勢でのポーズでも良い。
・シンプルで動きの小さなポーズでも、全身を使った複雑なポーズでも良い。
・悪口のような名前でなければ、思いついた名前をどんどん出してよい。
ファシリテーターは、どんなポーズもネーミングも受け入れてもらえる安心感を感じられるよう、意識して声がけをします。
グループで一人ずつポージングをし始めた時には、モジモジ、恥ずかしかった子も、
全体での「銅像」披露の頃には満面の笑みでポージングを楽しんでいました!
◉プロの俳優さんたちが歌い踊っていた楽曲を、今年はみんなで
最後は歌・ダンスワークショップ。
昨年度までの舞台公演では俳優陣のみで行っていた楽曲「こっちゃこ」に、今年はワークショップ参加者も挑戦します。
今回は歌パート、楽器パート、踊りパートを一通りやってみて、曲に「慣れる」時間でした。
楽器は、こちらで用意した砂(貝殻などが入っていて、振るといい音がします)を、
前回の宿題で、各自ペットボトルに入れて作ったものです。
「記名して、自分のものだとわかるようにしてきてね」と伝えたところ、
名前のほか、シールを貼ってきた子、油井ペンで模様を書いてきた子、様々な色とりどりのシェイカーが揃いました。
歌 → 歌+シェイカー → 歌+シェイカー+踊り・・・と徐々にレベルアップしていくワークに、
みんな真剣な表情で取り組んでいました!
来週からは、それぞれのパートをさらに掘り下げたり、フォーメーションを考えていったりする中で
さらに各パートの魅力に触れていきます。
すでにワークショップ2回目にして、かなりクリエイティブな3時間でした!
次回2月2日(日)は「つくる①」の日。
1月19日に阿部任さんと一緒に登った高台にもう一度訪れ、
そこで感じたことを掘り起こし、台本に込めるアイデアを生み出していきます!





