いのちのかたりつぎワークショップ第3回「作る」①

2月2日(日)、ワークショップ3回目。

今回のテーマは「作る」①。

この日から、いよいよ本格的にお芝居を「作る」、歌・ダンスを「作る」ワークが始まりました。

今回のかたりつぎワークショップの一番の醍醐味であり、

期間としては長丁場となりますが、ぜひ子どもたちと取り組みたかった部分、

そして地域の方々はじめ観客の皆様に最終日の成果発表として観ていただきたい部分です。

大きく分けて、演劇(台本によるお芝居)創作と、歌・ダンスによる身体表現創作に取り組んでいきます。

被災者の証言と、自分たちの体験からお芝居を「つくる」

今回は、演劇チームを3チーム結成。

1/19にMEET門脇の阿部任さんとともに歩いた道を、チームごとに再度歩いてみました。

今回のまち歩きルールは

「目と耳と鼻と頭をたくさんはたらかせて歩くこと」。

1/19に見聞きしたことを思い出したり、

道すがら見えるもの、聞こえる音、においetc.にアンテナを張ったり、

改めて歩いてみて何かを感じたり、

そういったことを集会所に全部持ち帰り、1/19「心の落書き」同様、模造紙に書き出してみました。

たくさんの言葉とイラストで溢れた模造紙と、みんなの会話をもとに

2/3以降、講師陣で台本の叩き台を作成。

2/9から参加者とともにそれを練りあげ、お芝居を作っていきます!

誰かと身体表現を「つくる」

後半は、ペアで「隙間を埋めるゲーム」。

先週の「銅像ゲーム」で色々なポーズを作ったり見たりして楽しんだ子どもたちですが、

今回は、誰かが作ったポーズの「隙間」(例えば脚を広げて立ったら両脚の間など)を見つけてそこに体の一部を入り込ませ新たなポーズを作る、ということを繰り返す遊びに挑戦しました。

大人が思いもよらないような「そこの隙間を攻める!?」「その絡み方で来たかぁ!」という着眼点と発想力で、

手足を伸ばしたり、縮めたり、

立ったり座ったり寝転がったりしながら、

ペアのポーズを生かし次々と不思議なポーズを繰り出す子どもたちに、講師陣の私たちは感動しきりでした!

前回のワークショップで「いのちのかたりつぎって?」という話をした際に、子どもたちへ伝えたこと

『「上手」「下手」ではない、自分の中から出てきた表現に間違いはない。』

『自分や仲間の中から出たいろいろな表現を楽しみ、認めていこう。』

が、しっかり伝わっているな、ということと、

前回のワークショップ「慣れる」が十分に果たされた、その成果が出ているなということを実感しました。

次回2月9日(日)は「つくる」②。

2月23日の成果発表に向けて、今回集まったメンバーだからできる、

オンリーワンのお芝居・歌・ダンスを作り上げていきます!

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