2025年度も「ひかりのことば いのちのかたりつぎ」ワークショップがスタートしました。
本事業は、東日本大震災の経験やそこから生まれた教訓を、語り部さんのお話や創作活動を通して次世代に受け継ぐ学びと表現のプログラムです。
宮城県 NPO等による心の復興支援事業の採択を受け、被災地の皆様にワークショップ運営サポートや観客として携わっていただきながら実施。子どもたちへの震災教訓伝承ととともに、被災された方々の心の復興を目指して取り組みます。
さらに今年度は、初めてCivic ForceとのNPOパートナー協働事業(伝承)として実施いたします。
■ 語り部さんのお話と、門脇地区のまち歩き
初回のテーマは「知る」。
成果発表も含め計5回のワークショップを共に過ごす仲間を「知る」、
そして「いのち」について、「かたりつぎ」について、「しんさい」について、みんながこの1ヶ月間で取り組むことを「知る」回です。
12月8日の地震を受けて気象庁が『北海道・三陸沖後発地震注意情報』を発表している期間中の開催。
前日には地震による津波注意報も出ていましたが、無事解除され、
子どもたちと一緒に会場周辺を歩いて避難経路を確かめながらのスタートとなりました。
今回、MEET門脇(公益社団法人3.11メモリアルネットワーク)からのご紹介で、
語り部としてお話ししてくださったのは石川芳恵さん。
発災直後の避難行動や、当時の町の様子。
そして震災後の10年間、語り部として歩み始めるまでに経験した苦悩や葛藤―。
石川さんの語りとともに門脇の町を歩く時間は、子どもたちにとって
「震災を自分ごととして想像する」大切なきっかけになりました。



■ 振り返りワーク「作ってみよう 〇〇さんのキモチ地図」
ワークショップ会場に戻ってからは、
大船渡で被災した「佐藤さん」の証言朗読や、
被災地で、地域の人々の被災体験を「聞く」仕事をすることとなった「じゅうさん」のお話を聞き、
それぞれの人について
感じたこと・心に残ったことをもとに「作ってみよう 〇〇さんのキモチ地図」として模造紙に書き出す時間を持ちました。
石川さんたちの印象・キャラクター、心に強く残っているセリフや、被災後の苦悩・葛藤、10余年間の変化、そこから得た学びなどを記していきます。
昨年度から参加している子どもたち、新たに参加した子どもたちも、
それぞれ自分なりの視点で震災の物語を受け取っていました。

■ 次回は「表現パート」へ
次回以降は、歌・ダンス・お芝居などの創作パートに入ります。
今日の学びや心の動きを、身体や声を使って表現していく時間です。
子どもたち一人ひとりの中にまかれた“気づきの種”が、
どのように表現として芽を出すのか、スタッフ一同楽しみにしています。




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